スマホ使用がもたらす首の負担に注目!自分でできるストレートネックのチェック方法
「姿勢が悪いって言われた。確かに肩こりもヒドい」
「なんか首が痛い…これってストレートネック!?」
こんな経験ありませんか?
こんにちは!
整体師歴15年、浅野です。
私の治療院にも長年肩こりや痛みに悩まされている患者様がいらっしゃいます。
あまりに痛いので病院に行ったらストレートネックという診断が😱
- 首が痛い
- 肩こりが治らない
- 片頭痛で頭痛薬がかかせない
毎日きもちよく過ごしたいのに、痛みのせいで仕事や家事もままならないこともありますよね。
そんなツラい症状に悩まされている人。
もしかするとストレートネックかも。
Twitterでもこんな声が…
現代の働き盛りの人に起こりやすいストレートネック。
症状にはどのようなものがあるのか、家でできるカンタンなチェック方法やストレッチなどをご紹介していきます。
ストレートネックとは?
ストレートネックは首のカーブがまっすぐになってしまうこと。正しい骨格じゃなくなってしまうということです。
(参照:ストレートネックを自宅で治療_ゆう接骨院)
どんな人がストレートネックになる?
首が前傾になるような姿勢を長時間行う人です。
首が前傾になるような姿勢を長時間とる人です。特に最近では下を向いてスマホを操作する、パソコンのモニターを見るために首を前に突き出すような姿勢が原因で、現代病の一種とも言われています。
男女比でいうと女性のほうが多く、女性は関節が柔らかいので変形しやすいのではないかと推測されています。
(参照:東京医科大学整形外科学)
また、男性はストレートネックになりにくいと思われがちですが、症状がひどくなってから気づくことも多いんです。気づいた時には重度のストレートネックだったというケースも。
ほかにも高すぎる枕を使っている人や、いつも同じ肩にショルダーバッグをかけている人も首や肩に過度の負担が出やすく、ストレートネックになりやすい可能性があります。
意外なところでは、産後の長時間授乳や抱っこもストレートネックの要因になることもあり、若い人から働き盛りの人まで、様々なケースがあります。
【チェックリスト】ストレートネックの症状7つ
- 慢性的な首や肩のこりに悩まされている
- 慢性的な首や肩のこりによって、頭痛などが引き起こされている
- 頭を上に反らすと首に痛みが出る
- 首を左右にふるとギシギシとした違和感がある
- 目が疲れやすくなった、または目がかすみやすくなった
- 気が付くと猫背になっている
- 首を寝違えやすい
上記の症状が2つ以上当てはまるかたは、ストレートネックになってしまっている可能性が。
【セルフチェック】ストレートネックの見分け方
ストレートネックの診断は整形外科などの医療機関でレントゲンを撮ってもらうことでわかりますが、自宅でできるとても簡単なチェック方法もあります。
- 壁を背にしてまっすぐに立つ
- 後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの四点が同時に壁につく
このチェックでは頸椎が正常な状態かを知ることができます。正常な状態であれば、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの四点がきれいに壁につきます。
もし後頭部が壁につかない、意識的に頭を壁側に倒さないとつかない場合はストレートネックかもしれません。
ストレートネックの治療法4つ
ストレートネックは整形外科やリハビリテーション科のある病院で治療することができます。まずはレントゲンでストレートネックであるという診断をしてから治療に入るところがほとんどでしょう。
主な方法は運動療法、首の牽引、整体・マッサージ、電気を使って刺激する治療です。痛みがひどい人や筋肉の収縮の度合いが深刻な人には内服薬を使った治療も行われます。
1:運動療法
ストレートネックを改善するために行われるストレッチや、首周りの筋肉を鍛えるものです。ストレートネックは首周りの筋肉の衰えが原因だと指摘されることもあるので、運動によって首周りに筋肉をつけて頭を支えることができるようになると改善される可能性が高いでしょう。
2:首の牽引
首の牽引は、整形外科などで行われる器具を使った治療です。器具に首を固定し、ゆっくりと牽引することで首を伸ばします。
3:整体やマッサージ
整体やマッサージは、整骨院やカイロプラクティックなどでも行われます。肩回りや首回りのマッサージ、骨を正しく元に戻す施術によって、ストレートネックの改善を図るものです。
4:電気治療
電気を使って行う治療は、整形外科などで行われます。痛みの出る箇所に電気を流して刺激し、血流を改善させて痛みをとったりこりをほぐします。
どの方法も効果には個人差があり、すぐに効果が出る人もいれば数週間以上経ってから効果が出る人もいます。
自宅でカンタンにできるストレートネック対策
ストレートネックの症状に悩まされているけど、すぐに病院には行けない、自分で改善したいという人には、ストレッチや器具を使った体操を行うという手もあります。自宅にいながら行えるので、天候や時間を気にすることなくでき、忙しい人にもおすすめです。簡単なストレッチなら、会社の休憩時間などにも行えるので、覚えておくと便利でしょう。
あご押し体操
簡単に行えるストレートネックの体操です。頭と背筋をまっすぐにし、あごに手をあて後ろにグッと強めに押すだけ。頸椎の凝り固まった関節を徐々に緩めて、本来のゆるやかなカーブを描く頸椎へ戻していきます。
高い枕をやめる
ストレートネックの原因のひとつが高い枕。高い枕を使っていると、寝ている間首が前へと押し出されてしまうからだと言われています。高い枕をやめて、低めの枕に変えるだけでもストレートネックが改善したという例もあります。
グッズを使って簡単に
ストレッチルーネはストレートネックの改善を自宅で行うのに便利な器具です。首や肩、背中まで広範囲にストレッチすることができ、国内、中国、米国で特許を取得している新しいストレッチ用ピローです。
時間がないときにもできる寝ながらストレッチ
寝ながら使う場合は、あお向けになったあとストレッチルーネを後頭部と首の付け根あたりにあてるだけでOK。指圧代用効果で筋肉をほぐし、首のこりを改善させることができます。
まとめ
ストレートネックは現代の働く人の大きな悩みの一つです。首周りのこりのケアを行うことで、予防や改善が可能です。まずはストレートネックを自宅でチェック。不安があれば病院へ、自宅で毎日ストレッチも大切です。この3つのポイントを押さえて、セルフチェックしてみてくださいね。ストレートネックを改善させるストレッチ用ピローを使うことで、さらに効果を実感できるかもしれません。快適な日々を過ごすためにぜひ取り入れましょう。