脊柱管狭窄症は、背骨の中にある脊柱管という神経が通る空間が圧迫されることで生じる症状です。この疾患について、専門家の井本晶先生が解説します。
精神科作業療法士として病棟やデイサービスにて働いております。
今年で3年目です。
◆勤務地:佐賀県
井本晶先生は、精神科作業療法士として病棟やデイサービスにて働いております。佐賀県にて、対象者の立場に立ったケアを心がけています。
人の背骨の中には脊柱管という重要な神経(脊髄)が通っています。加齢などにより背骨やその周りの靭帯が変形すると、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれが生じます。
脊柱管狭窄症には以下の三つの型があります。
脊柱管の中心部分が圧迫され、排尿障害や下肢のしびれ、冷感がみられます。
脊髄から分かれた神経が圧迫され、下肢や臀部に痛みが現れます。片側のみの症状が一般的です。
馬尾型と神経根型の両方の症状が現れます。
神経の圧迫による主な症状は以下の通りです。
狭窄症の主な原因は加齢と生活習慣です。
狭窄症が悪化する主な原因は神経が圧迫されることです。腰や背中をピンと伸ばすと神経が圧迫されやすくなります。歩く際には前傾姿勢を意識することで下肢のしびれなどの症状を抑えます。
高いところにある物をとるときには、手を伸ばして腰を反らないように注意しましょう。物を取るときには台を使い、腰を反らなくて済むような工夫をします。
デスクワークなどで長時間座ったままの姿勢でいると腰に大きな負担がかかります。一定時間作業したら席を立って歩くなど定期的に姿勢を変えることを心がけましょう。
重い荷物を持つときには注意が必要です。腰だけを曲げて荷物を持とうとすると腰に大きな負担がかかります。膝をしっかり落として、背中全体と下半身で持ち上げるように意識します。
ストレッチルーネは、首や肩周りの筋肉をほぐし、姿勢を正しく保つのに役立ちます。日常生活での負担を軽減するためにおすすめです。