肩こりは姿勢のパターン

肩こりの原因は、十人十色様々なパターンがあります。スマホの普及により移動中の電車の中、人を待つときなど、時間があれば済まを覗き込んでいる風景はあちらこちらで見かけます。

スマホやパソコンの普及で前かがみ姿勢になりがちとなり、巻き込み肩や顎突き出し姿勢、スマホ首の原因となっています。一説には日本人の8割がスマホ首(ストレートネック)を発症している衝撃の報道もあります。

そのスマホ首(ストレートネック)を放置していると、頸椎の関節にある多くの神経のどこかが、頭の重みに圧迫されると、肩こり、首ここり、頭痛、めまい、手や腕のしびれ、自律神経失調症などの症状が現れてきます。

スポーツ選手が練習の前後でストレッチを入念に行うように、パソコンやスマホを使うデスクワーカーもスマホ首(ストレートネック)の予防のストレッチを取り入れるべきではないでしょうか?

私の経験からですが、スマホ首(ストレートネック)と巻き込み肩がコラボすると肩こりの症状が重症化、慢性化しやすいと考えています。

重症化しやすい姿勢のパターンをいくつか挙げてみます。

・スマホ首(ストレートネック)+両肩巻き込み肩+なで肩

・スマホ首(ストレートネック)+右巻込み肩+右肩下がり+頭部左傾き

・スマホ首(ストレートネック)+左巻込み肩+左肩下がり+頭部右傾き

私は、これらの姿勢の原因は、頭部にあると考えています。ヤジロベーと同じなんですよね。巻き込み肩で腕が前に行くと首が前に行きます。首が前に行くとウドも前に行きます。逆に顎を引いて首を後ろにすると自然に胸が張れ腕の位置も後ろになります。

人間の頭を正しい位置に戻してあげることが、姿勢を矯正する近道だと考えます。単純に整理すると頭部の位置のズレは、前後と左右のズレと考えられます。前後左右のズレが

ッチを取り入れると肩こり予防普段の生活スタイルによるものだけでなく、体格や筋肉など遺伝的な特徴で肩こりになりやすかったりします。

・左巻込み肩

・左を使うスポーツや作業

・右を見る姿勢が続く作業 などがあります。

◇左腕を偏って使うことで、左肩が下がる理由

左を使うということは、左の胸筋を使います。

例えば、利き手の左手でモノを持ち上げる時、左側の筋肉を使うことで、左肩が前に出て、右巻き込み肩、右捻じれが生じやすくなります。

◇頭は下がった肩の反対に傾く傾向になる理由

 写真を撮るとき、左肩が下がっていると指摘を受ける、右に頭が傾いていると指摘されるパターンが多いです。

 これは、左巻込み肩(体幹が右捻じれ)が生じており、頭部を右に傾けてバランスを取っていると考えられます。

◇LOONAを使った「左肩さがり、右に傾き頭部」矯正の考え方

・左肩下がり(右巻き込み肩)の右捻じれの体幹(脊柱)を左捻じれのストレッチで体幹の捻じれを解消する。

 ここで、多くの人が勘違いするのが、左肩さがりの人が右ストレッチを行ってしまうことです。

 左肩下がりの姿勢を矯正するには、左側へのストレッチを行わなければなりません!左側へストレッチは、右肩の収縮した僧帽筋と左側の胸筋を伸ばす効果とあります。

 ※下がっている肩がさらに下がる気がすると考えている人が多いです。

 ※プロの接骨院の方も間違えるほどなので、ご注意ください。

 繰り返し申し上げますが、左肩下がりは右回転の体幹の捻じれが原因です。左側へのストレッチ(下がっている方向へのストレッチ、頭部の傾きの反対方向)と記憶してください。

 LOONAの真骨頂ともいえる手法です。ぜひお試しください。

 姿勢の改善に役立てば幸いです。