スマホっ首の症状とその対策を知る
現代病「スマホっ首」の症状と対策について
こんにちは!ゆう接骨院の中村です。
肩こりや首の痛みでお悩みの方は多いですね。厚生労働省の調査によると、90%以上の人が肩こりや腰痛を経験しているそうです【参照:厚生労働省_国民生活基礎調査】。
この記事をご覧のあなたも、その一人かもしれません。肩や首の痛み、腰の痛みを軽減するためには、日々の生活習慣を見直すことが重要です。
今回のテーマは「スマホっ首」です。これはスマホやパソコンの長時間使用によって引き起こされる現代病の一つです。
執筆者:ゆう接骨院 中村匠 先生
ゆう接骨院 院長。
大分県で10年以上、患者様の悩みと向き合っています。
(ゆう接骨院の情報はコチラ)
ケース②:20代男性・立ち仕事メインの場合
【モデル情報】
・B様
・年齢:20代前半
・仕事:立ち仕事の工場勤務
・症状:首こり・肩こり
立ち仕事がメインで、ずっと同じ姿勢でいることが多いB様。
年齢的に腰痛とまではいきませんが、首と肩のコリでお悩みです。
まずは後ろ姿からみていきましょう。
B様の特徴はなで肩。
さらに右肩が下がっているのがはっきりと分かります。
日ごろの生活の様子をうかがってみると…
スマホやパソコンを頻繁に使用することが多いそう。
そのさい、右ひじをつくクセがあるそうです。
このように、ふだんのなにげない生活習慣から姿勢が悪くなることが多いんです。
結果、カラダのバランスがくずれて肩こりの原因になってしまいます。
横からみると、巻き肩に。
肩が内側に入ってしまい巻き肩ぎみになっていますよね。
巻き肩も肩こりの原因のひとつなんです。
そしてもうひとつ。
注目していただきたいのが、上半身のかたむきです。
前のめりに見えませんか?
日ごろの生活スタイルで、スマホやパソコンをよく利用するB様。
どうしても前傾の姿勢になってしまい、そのまま筋肉がかたまってしまっているんです。
僧帽筋(そうぼうきん)という、首から肩にかけての筋肉。
ここがかたくなってしまい、首が少し前のめりの姿勢になってしまっています。
首や肩にはげしいコリや痛みが出現するのもナットクです。
スマホっ首の症状とその原因
20代男性のB様の場合、立ち仕事が多く、長時間同じ姿勢でいることが多いため、首や肩のコリに悩まされています。彼の姿勢を見てみると、なで肩で右肩が下がっていることが分かります。日常生活でスマホやパソコンを頻繁に使用するため、首が前に出る「スマホっ首」の状態になっているのです。
巻き肩とは?
巻き肩は肩が前に出ている状態を指します。胸の筋肉が固まり、前に引っ張られることで巻き肩になります。長時間の同じ姿勢や姿勢の悪さ、スマホやパソコン作業が原因となることが多いです。
巻き肩の症状と対策
巻き肩になると血行が悪くなり、筋肉が硬直して肩こりや首の痛みを引き起こします。これがひどくなると、頭痛や吐き気、しびれなどの症状も現れます。
このような姿勢を改善するために「ストレッチルーネ」を使用した牽引ストレッチを紹介します。
ストレッチルーネを使ったストレッチ方法
1. ストレッチルーネのくぼみにあごをのせ、下あごをロック。
2,頭の重さを利用してゆっくり前に倒します。
このとき、首の後ろに適度なストレッチを感じるようにします。
3,頭を左右に倒します。無理のない程度に、ゆっくり行うのがポイントです。
B様の場合、右方向へたおす動きが苦しいよう。
まずは、自分のコリ改善のためにストレッチルーネを使ってみてはいかがでしょうか。コンパクトな商品だからこそ、日常生活で意識的に使うことができます。