スポーツトレーナー倉持先生にきく!ストレートネック対策
LOONA関する記事を書いていただいている、スポーツトレーナーの倉持先生。
今日は倉持先生に質問!
ストレートネックとLOONAについて、ほりさげて聞いてみました!
この記事を書いた人:倉持江弥先生
プロフィール
氏名:倉持 江弥(クラモチ コウヤ)
肩書き:コンディショニングコーチ
資格:NSCA-CSCS、スキンストレッチレベル3スペシャリスト
勤務歴:トレーナー歴17年
ストレッチ&コンディショニングめんてなを2011年6月にオープン
勤務地:東京都
仕事へのポリシー
『運動を手軽に、健康を身近に』を理念に、足から整えるコンディショニングでいつまでも歩ける体作りをサポートしています。教えるというよりも寄り添うことで、本人の自立を促しご自身の人生を楽しんでもらえるような声かけを意識しています。
倉持先生の整体院はコチラ
ストレートネックについて
ストレートネックとは
ストレートネックとは横から見たときに首の形状がまっすぐになっている状態のことです。
背骨には26個の骨があり、首に7個、背中に12個、腰に5個、骨盤に2個あります。これらの骨が横から見たときにS字状になっていることで、体にかかる重力を分散して肩や腰にかかるストレスを少なくしています。
しかし、スマホの使用などで頭が前に出るクセがつくと、その状態で固まり首のカーブがまっすぐになってしまいます。これがストレートネックです。
また、小さい頃からバレエや体操を習って良い姿勢を取ろうとし続けることが原因で、ストレートネックになる場合もあります。このように、ストレートネックは2種類に分けられます。頭が前に出ている状態を「猫背型ストレートネック」、頭から腰までが一直線になっている状態を「フラット型ストレートネック」と呼びます。
Q:ストレートネックの症状
頭の重さは体重の約10%と言われているので、体重50kgの人であれば約5kgになります。
首のカーブが正常であれば頭の位置は体の真上にあり、首や肩まわりの筋肉でバランスよく支えることができます。
ところが姿勢が悪くなり頭が15°前に傾くと、首の後ろの筋肉だけで頭を支えなければいけません。
このときに首の後ろにかかる負担は通常時の2.5倍になり、頭を支えるためにガチガチになって肩こりを感じやすくなります。
逆にフラット型ストレートネックの方は衝撃を骨のカーブで分散できないので、首全体が固くなって、頭痛を感じやすくなります。
また頭を前後左右に倒しにくいというのも特徴的です。
ストレートネックの症状
頭の重さは体重の約10%と言われており、体重50kgの人であれば約5kgになります。首のカーブが正常であれば、頭の位置は体の真上にあり、首や肩まわりの筋肉でバランスよく支えることができます。
しかし、姿勢が悪くなり頭が15°前に傾くと、首の後ろの筋肉だけで頭を支えなければならず、通常時の2.5倍の負担がかかります。これにより、肩こりを感じやすくなります。
フラット型ストレートネックの方は、衝撃を骨のカーブで分散できないため、首全体が固くなり頭痛を感じやすくなります。また、頭を前後左右に倒しにくいという特徴もあります。
ストレートネックの症状を放置するとどうなる?
ストレートネックのまま生活すると、骨と骨の間にあるクッション材がつぶれる頸部脊柱管狭窄症になる可能性があります。神経が圧迫されてしまい、腕のしびれや力が入りづらくなったり、慢性的な頭痛に悩まされる方も多いです。
ストレートネックの対策方法
ストレートネックの対策としては、首や背骨のストレッチ、日常生活の姿勢改善が有効です。
首のストレッチを行い、首の骨がカーブを描くようにします。また、背骨全体のS字カーブを回復させるストレッチも並行して行うことが推奨されます。
さらに、日常生活で体にかかる負担を減らすことも重要です。デスクワークで長時間同じ姿勢が続く、スマホやパソコンを見る姿勢が悪い、肩に力が入るクセがあるといった習慣を改善する必要があります。