肩こりに悩んでいる人は非常に多いですよね。ドラッグストアで購入できる市販薬は、肩こり対策の一助となります。でも、本当に効果があるのでしょうか?
こんにちは!マルゲンライフの研究担当、佐藤です。今日は肩こりに役立つ市販薬のお話をします。
長時間のデスクワークや運動不足に起因する肩こりに苦しんでいるのではないでしょうか?少し古いデータですが、第一三共ヘルスケアが全国の30、40代の男女5000人を対象に実施した肩こりと腰痛に関する意識調査と実態調査によると、肩こりが国民病だと思う人は73.5%もいたそうです(参照:薬事日報)。つまり日本国内では多くの人が肩こりに苦しんでいるといえます。
そこで今回は、肩こりに役立つ市販薬のメリット、デメリットを解説します。そして肩こりの原因、対処法もいっしょに考えていきましょう!
薬局に行くといろいろな種類の肩こり薬が売っていますよね。大きく分けると4種類。それぞれの特徴を見ていきましょう。
痛いところや違和感のあるところに貼って使用します。薬局で手軽に購入できるので「常備薬として家にある!」という家も多いのではないでしょうか。肩こりや腰痛だけでなく、捻挫や打撲などにも使用されます。
塗り薬は好きなところに塗ることができます。カーブの多い肘や膝などは「湿布を貼ったけど、うまく貼れない…」なんてイライラしたことありませんか?そんなとき役立つのが塗り薬です。
肩こりに役立つ飲み薬は、痛みをとる消炎鎮痛剤、疲れをとったり、血行をうながす栄養補助剤の2種類があります。ほかにも、筋肉の緊張をほぐす筋弛緩剤系のお薬もあります。
こちらも飲み薬同様に、ビタミンB、ビタミンEなどを配合しているもの。飲み薬との違いとして、サプリメントはあくまでも食品。そのため、効果・効能を記載することはできません。しかし、食品なので一般の小売店でも販売できます。
市販薬に含まれている成分はどのようなもので、どのように作用して肩こりに役立つのでしょうか?代表的なものを紹介します。
在宅勤務の増加により急性的な肩こりには湿布薬や塗り薬がおすすめ。患部に直接塗布するので効果が期待できます。
慢性的な肩こりは、運動不足や悪い姿勢、長時間のデスクワークなどが原因です。ビタミンBやビタミンEを配合した飲み薬が有効です。
痛みがある場合は非ステロイド抗炎症薬を配合した湿布薬や飲み薬がおすすめです。痛みをやわらげてから、ストレッチなどで血行を良くするのが効果的です。
持病がありほかに薬を飲んでいる人、アレルギーがある人、妊娠中の人は、医師や薬剤師に相談しましょう。
市販薬の使用では根本的な解決にはなりません。生活習慣を見直し、かるい運動やストレッチを取り入れることが重要です。