こんにちは。私は整体師の浅野です。変形性頸椎症についてお話ししましょう。首や背中の痛みがあり、痛みで身動きが取れないという方は多いかもしれません。変形性頸椎症は、首の骨である頸椎が変形し、首の痛みや手のしびれを引き起こす疾患です。頭は体重の10分の1ほどの重さがあり、その重さによって頸椎と周囲の組織が傷つき、変形性頸椎症が発症することがあります。
変形性頸椎症の症状には、首や肩の痛み、頭痛、腕の痛み、手のしびれなどがあります。また、重度の場合には歩行障害や排便障害、排尿障害が現れることもあります。
変形性頸椎症の原因としては、加齢による椎間板や関節の衰え、首に関連する疾患、首のコリなどが考えられます。加齢によって椎間板や関節が弱くなるため、変形性頸椎症のリスクが高まります。また、首に関連する疾患や頻繁な首の手術も変形性頸椎症の原因となることがあります。
変形性頸椎症の治療法としては、保存療法、投薬治療、理学療法、手術療法があります。保存療法では、まず安静にしてネックカラーなどで首を固定します。痛みが軽減されることがあります。痛みが強い場合には痛み止めの服用やシップの使用が考慮されます。理学療法では、保存療法や投薬治療だけでは痛みが取れない場合に通電治療や牽引治療、温熱療法などが行われます。手術療法は重度の症例や生活に支障をきたす場合に検討されます。
変形性頸椎症を予防する3つの方法
1:適度にからだを動かす
運動不足によって筋力が低下すると、頭を支えるための首まわりの筋肉が弱くなります。
その結果、首のコリが出やすくなり、変形性頸椎症のリスクが高まります。
適度な運動を取り入れて、全身の筋肉を強化しましょう。
ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽度な運動がおすすめです。
2:正しい姿勢を保つ
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、姿勢を悪化させ、首への負担を増やす原因になります。
正しい姿勢を保つためには、以下のポイントに注意しましょう。
・背筋を伸ばして座る ・デスクやテーブルの高さに合わせて作業する ・スマートフォンを使う際には目線を下げずに、首を正しく保つ
正しい姿勢を意識することで、首への負担を軽減し、変形性頸椎症の予防につながります。
3:ストレスを軽減する
ストレスは体にさまざまな悪影響を与えます。長期的なストレスは筋肉の緊張を引き起こし、首や肩のこりを促進します。
ストレスを軽減するためには、以下の方法を試してみてください。
・リラックスした状態で深呼吸をする ・ストレッチやヨガなどのリラクゼーション法を取り入れる ・趣味や興味のある活動に時間を割く
ストレスを軽減することで、首の痛みやこりを予防し、変形性頸椎症のリスクを低減することができます。
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