「姿勢が悪いって言われた。確かに肩こりもヒドい」
「なんか首が痛い…これってストレートネック!?」
こんな経験ありませんか?
こんにちは!
整体師歴15年、浅野です。
私の治療院にも長年肩こりや痛みに悩まされている患者様がいらっしゃいます。
あまりに痛いので病院に行ったらストレートネックという診断が😱
- 首が痛い
- 肩こりが治らない
- 片頭痛で頭痛薬がかかせない
毎日きもちよく過ごしたいのに、痛みのせいで仕事や家事もままならないこともありますよね。
そんなツラい症状に悩まされている人。
もしかするとストレートネックかも。
Twitterでもこんな声が…
病院行ってきた。
— ★Yuuki (@yuuki29911) October 16, 2020
背中の痛みを腕のしびれ、おそらく原因はストレートネックだろうという。
レントゲン見たけど完全にまっすぐになってたわぁ、やばいわぁ。
首のストレッチでなんとかなればいいけど。
現代の働き盛りの人に起こりやすいストレートネック。
症状にはどのようなものがあるのか、家でできるカンタンな診断方法やストレッチなどをご紹介していきます。
そもそもストレートネックってなに?

ストレートネックは首のカーブがまっすぐになってしまうこと。
正しい骨格じゃなくなってしまうということです。
(参照:ストレートネックを自宅で治療_ゆう接骨院)
どんな人がストレートネックになる?

首が前傾になるような姿勢を長時間行う人です。
特に最近では下を向いてスマホを操作する、パソコンのモニターを見るために首を前に突き出すような姿勢をとることで引き起こされ、現代病の一種とも言われています。
(参照:ストレートネックは治るのか!?LOONAを使って検証してみた)
男女比でいうと女性のほうが多く、女性は関節が柔らかいので変形しやすいのではないかと推測されています。
(参照:東京医科大学整形外科学)
また男性はストレートネックになりにくいと思われがちですが、症状がひどくなってから気づくことも多いんです。
気づいた時には重度のストレートネックだったというケースも。
ほかにも高すぎる枕を使っている人や、いつも同じ肩にショルダーバッグをかけている人も首や肩に過度の負担が出やすく、ストレートネックになりやすい可能性があります。
意外なところでは産後の長時間授乳や抱っこもストレートネックの要因になることもあり、若い人から働き盛りの人まで、様々なケースがあります。
【チェックリスト】ストレートネックの症状7つ

- 慢性的な首や肩のこりに悩まされている
- 慢性的な首や肩のこりによって、頭痛などが引き起こされている
- 頭を上に反らすと首に痛みが出る
- 首を左右にふるとギシギシとした違和感がある
- 目が疲れやすくなった、または目がかすみやすくなった
- 気が付くと猫背になっている
- 首を寝違えやすい
上記の症状が2つ以上当てはまるかたは、ストレートネックになってしまっている可能性が。
【セルフチェック】ストレートネックの見分け方

ストレートネックの診断は整形外科などの医療機関でレントゲンを撮ってもらうことでわかりますが、自宅でできるとても簡単なチェック方法もあります。
- 壁を背にしてまっすぐに立つ
- 後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの四点が同時に壁につく
このチェックでは頸椎が正常な状態かを知ることができます。正常な状態であれば、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの四点がきれいに壁につきます。

もし後頭部が壁につかない、意識的に頭を壁側に倒さないとつかない場合はストレートネックかもしれません。
自宅でできるストレートネックの改善方法

1:あご押し体操
これは簡単に行えるストレートネックの体操です。頭と背筋をまっすぐにして、あごに手を当てて後ろに強く押すだけです。これによって頸椎の凝り固まった関節が徐々に緩み、本来のゆるやかなカーブを描くように戻る可能性があります。
2:高い枕をやめる
高い枕はストレートネックの原因の一つとされています。高い枕を使って寝ると、首が前に押し出されることでストレートネックが悪化する可能性があります。そこで、高い枕をやめて低めの枕に変えることでストレートネックの改善につながることがあります。
3:ストレッチ用ピローの利用
頸椎牽引ストレッチ用ピロー(LOONA)は自宅でストレートネックの改善に役立つ器具です。LOONAはウレタン素材の固めの枕のような形をしており、首や肩背中まで広範囲にストレッチすることができます。LOONAを使用して頭を押し上げたり、寝ながら使用したりすることで、筋肉のほぐしや首のこりの改善が期待できます。
4:ストレッチ
首の周りの筋肉を鍛えるストレッチもストレートネックの改善に効果的です。例えば、首を左右にゆっくりと倒したり、耳を肩に近づけるようにして伸ばしたりするストレッチがあります。ただし、無理な力を加えずにゆっくりと行いましょう。
これらの方法を取り入れることで、自宅でストレートネックの改善を試みることができます。しかし、症状がひどい場合や改善が見られない場合は、医療機関を受診することをおすすめします。整形外科やリハビリテーション科での診断や治療も有効な選択肢です。
最後に、ストレートネックの予防と改善には、日常生活での姿勢の注意や定期的なストレッチ、適切な枕の使用などが重要です。自分の身体に合った方法を見つけて実践することが大切です。また、長時間同じ姿勢での作業やデスクワークを行う場合には、適度な休憩やストレッチを取り入れることも重要です。
さらに、ストレートネックの改善には適度な運動も有効です。例えば、ウォーキングや水泳など全身の筋肉を使う有酸素運動を取り入れることで、全身の筋肉を強化し姿勢を改善することができます。また、ストレングス・トレーニングやヨガなども筋力や柔軟性を向上させるのに役立ちます。
ストレートネックの改善には時間と継続が必要です。個々の症状や身体の状態によって改善のスピードや方法は異なる場合がありますので、自分に合った方法を見つけるためには専門家の助言を仰ぐこともおすすめです。
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